ヘンなオトコ♂は、ちょっと見渡せばあなたのすぐ近くにたくさんいるものです。犬もあるけば棒に当るように、あなたが街を歩いて目が合えば、それはたいていヘンなオトコ♂だったりします。今は、そんな時代になっちまったのです。あ〜、嘆かわしい。
しかし、嘆いてばかりもいられませんね。ヘンなオトコ♂は、自分では自分のことをとても正常な普通の人間だと思いこんでいます。自分こそは常識だと言わんばかりに、おじいさんおばあさんの深い皺よりも深く思いこんでいます。でもそれは勘違いだということを本人たちに知らしめ、反省させ、そして更生してもらわなくてはなりません。
そこで1996年に、数人の有志たちで立ち上げたのが、この「ヘンなオトコ♂研究会」なのです。
毎年、2人の会員が増え、1人抜けという経緯を繰り返し、現在は世界的な規模の組織にまで成長しました。これもひとえに、ヘンなオトコ摘発に燃える多くのおばさんたちの支援のたまものです。ちなみに、そのおばさんたちは、巷でではヘンなおばさんと呼ばれていますが、彼女たちは、そんなことには一切気にしていません。日本には恥も外聞も、そして遠慮という言葉の意味すら理解していないヘンなおばさんたちが蔓延しています。当研究会では、いずれ「ヘンなおばさん」たちの処遇もなんとかしなければならないと憂慮しています。
今や絶滅危惧種になってしまった、まともな人たちの生きる権利を守るため、ヘンなオトコ♂研究会は、たまにではありますが頑張って、いろいろな活動をしています。
どうぞ、これからも当研究会をごひいきにしてくださいますよう、お願いする次第です。
いつになく真面目な話をしてしまいましたが、これをもってご挨拶とかえさせていただきます。
では、どうぞ、末永くお幸せに。
ついでなので、乾杯の音頭も取らせていただきます。乾杯！